INTERVIEW
地域・人とをつなぐ青年部
福島県 北海道・東北ブロック
玉川 陣
Jin Tamagawa
小高は福島県南相馬市の南部に位置し、かつては「小高町」として独立した自治体でした。2006年の合併で南相馬市の一部となりました。
緑深い阿武隈山と太平洋のなぎさに育まれた、自然豊かなまち。
夏は涼しく冬は降雪が少なく、一年を通して過ごしやすい。
千年以上の歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財にも指定
されている「相馬野馬追」ではまるで戦国時代のような風景があり地域住民の文化的な誇りとなっています。
2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原発事故の影響を大きく受けた地域であり、居住人口が一度は0人になりました。2016年に避難指示が解除されてからは住民により震災後の復興と再生が進む地域です。
私は小高というまちで昭和33年に祖父が創業し、地域にねざして60年以上経つ土木建設業を営む家の4人兄妹の2番目として生まれました。小さい頃から祖父、父の背中をみて育ち学校を出てからは家業を手伝い3代目後継者として日々邁進しています。
小高にねざして地域・住民のため仕事をして来ましたが2010年に創業者である祖父が他界し、慌ただしい中での翌年2011年3月11日には東日本大震災と福島第一原発事故が起こりその影響を大きく受けて一度は住民0人となりましたが、福島県内、全国各地からの応援もあり2016年には避難指示が解除されてからは住民が徐々に戻り復興と再生が進む地域で、地域と共に歩んでいくという想いを胸に地域100年をめざしてして生きたいと思います。
「かけがえのない人たちと、かけがえのない地域の為に」
小高というまちは一度まっさらになってしまいました、そんな小高だからこそ挑戦できることがあるのでは無いだろうかと思います。
多くのひと、地域の応援があり再生に向かうまち、小高というまち、ここに集まるのは仕事も、遊びも、じぶんらしく、おだからしく、自由に謳歌する人が徐々に集まってきています。
そんな小高で生きる人たち地域とを繋ぎ寄り添いながら共に歩んでいくのは青年部の役目だと考えています、様々な事業を通じて繋がり仲間を増やし、そして次世代に誇れるようなまちづくり、ひとづくりをして行きたいと思います。