INTERVIEW
『想紡未来』
茨城県 関東ブロック
山町 浩信
Hironobu Yamamachi
本市は、常陸国一之宮の鹿島神宮に代表される悠久の歴史と豊かな自然を有している一方で、1960年代に進められた鹿島開発により、臨海部には鉄鋼業を始めとする近代産業の集積する工業地帯を抱えている。さらには J リーグ最多優勝を誇る鹿島アントラーズのホームタウンというスポーツのまちという一面も有しており、子どもから高齢者まで幅広い年齢層の方がスポーツに親しんでいる。
前述の鹿島開発により、農業、漁業のまちから工業のまちに変貌を遂げ、その後、人口の増加に伴い商業も発展してきた。また,現在でも湖岸側の低地部には田園風景が広がっているほか、メロンやピーマン、キャベツなどの生産も盛んである。
観光面においても、鹿島神宮や鹿島アントラーズなど全国的に有名な観光資源のほか、海と湖を有しているため釣りや海水浴、サーフィンなど様々なアウトドア体験ができるということもあり、一年を通じて多くの観光客が訪れている。
50年前に父親が創業した建設業「山町タイル工業」の2代目として事業を時代の流れに合わせて少しずつ拡大してきました。
また、地域資源であり、私自身も幼少期から熱心に応援してきた鹿島アントラーズのサポーターが集まる場所を作りたいという想いで、カフェ&キャンプ場「ツマギアンズ」を2022年に開業しました。
国内のみならず沢山のサッカーファンが集う場所として喜ばれるとともに、地域のハブとなり、地域の魅力を発信する場としての役割も担っています。
4月からは長女も加わり、更にパワーアップして地域に貢献していきたいと考えております。
先人が大切に紡いできた想いを受け継ぎ、明るく力強い未来を創出する。
伝統を大切にしながらも変わるべきところは変化する。
失敗を恐れずに挑戦する情熱と優しさ溢れる温かさの共存、鹿嶋市商工会青年部はそんな空気感に包まれた単会です。
私自身も入部して間も無い頃に「アントラーズ応援委員会」を発足させていただき、「アントラーズ」×「地域」×「鹿島を訪れる人達」×「青年部」が『四方よし』となる事を目標に様々な事業を展開しております。
R3、R4年度には部員増強運動若手加入実績で2年連続日本一を獲得しており、沢山の若手部員が青年部活動と自身の活動を通して、単会と街を盛り上げています。
また、壮青年部やOBとの交流も活発で、青年部の枠を超えた幅広い年代の交流が出来ている事が単会の強みとなっています。
かけがえのない人達とかけがえのない地域の為、鹿嶋市商工会青年部は歩み続けていきます。