INTERVIEW
かけがえのない人たちと、かけがえのない地域のために
岡山県 中国・四国ブロック
森田 哲也
Tetsuya Morita
私が所属する岡山西商工会がある岡山市北区は、岡山市の中心部を含む広大な区です。中心部は、後楽園や岡山城など歴史的な名所をはじめ、文化施設や商業エリアが豊富で、同じく中心部にある中四国の玄関口・岡山駅から各所へのアクセスも良いため、多くの観光客が訪れています。
岡山市北区の西部を管轄とする岡山西商工会には、吉備エリア・高松エリア・足守エリアがあります。岡山市全体では人口減少傾向にあるなかで、吉備エリアは人口増加を続けている数少ない地域です。高松エリアは、日本三大稲荷の一つで、高さ27.5メートルの大鳥居がそびえる最上稲荷、全国でも屈指の規模を誇る前方後円墳の造山古墳を始めとする古墳群、豊臣秀吉の水攻めで有名な備中高松城跡、そして桃太郎伝説にゆかりのある地として有名な吉備津神社等、観光資源が豊富です。足守エリアは江戸時代の足守藩主木下家の庭園「近水園」をはじめ、歴史情緒ある景観と豊かな自然が魅力です。
私は大学卒業後、県内の建設会社に勤め、主に測量や補償コンサルタント業務に従事してきました。29歳の時に、勤めていた会社や友人のサポートもあり、独立・起業を決意し、平成26年1月に、株式会社ベクトルを設立しました。
事業内容は、補償コンサルタント業務(家屋調査)・測量設計業務・橋梁点検等を行なう建設コンサルタント業です。インフラ関係の業務が多く、景気に左右されにくく、安定性・持続性が高い事業であると自負しています。
「地道にコツコツと」がモットーです。一歩一歩着実に成長して、地域の商工業を躍動させ、地域の一員として認めていただける会社になれるよう、事業を行っています。
地域振興事業として管内で開催されるイベントへの出店等を行っています。研修事業としては、若手後継者へ向けた資質向上セミナー等を行っています。県青連事業にも積極的に参加しており、青年部親善野球大会・青年部親善運動会等、他単会の青年部との交流を重ねて、多くの仲間作りをしています。
また女性部との共同事業として、“絆”感謝運動で地域の清掃活動を行っています。
岡山西商工会青年部は、全国的に青年部員数の減少が課題となっている中でも、部員が増加しています。地域を支える多くの仲間たちとの青年部活動を通じて、たくさんの出会い・気づき・学びを経験しています。青年部の魅力を若手経営者や後継者に理解していただき、さらにたくさんの仲間が出来るよう、組織作りを行っています。