群馬県 有限会社田熊造園土木
【施策・政策を活用した経緯】
当社は千代田町にて造園工事業を経営している。顧客の大半は20歳代~40歳代の新築個人住宅の造園工事である。顧客からは、「オリジナリティのある庭が欲しい」「自然と触れ合える庭が欲しい」「子供が遊んで学べる庭が欲しい」という要望が増加している。
【主な活用内容、方法等】
顧客との商談を重ねる中で、要望の多かったものに対し、2つの新メニューを開発した。
・生物多様性植育庭園
庭園にいながら自然の生態系が体験可能な商品である。単なる「小型の森」ではなく、見栄えの良さや手入れの容易性も兼ね備えた庭園とするとともに、各樹木に専用のQRコードを設置して来訪者がスマートフォンをかざすことで樹木の由来や特徴等を表示できるようにした。
・地球温暖化防止庭園
二酸化炭素の上昇抑制効果のあるマキの木などを中心とした樹木等を植樹する庭園である。常緑高木樹・マキ塀・緑のカーテンを設置する専用植え込みのセットであり、顧客の要望に沿って各種の種を植える無料サービスを実施した。
【活用の成果】
本取組みの優位性や各市場の有利不利を踏まえ事業を展開する事で、
5か年計画の付加価値額として、40%以上の伸び率を計上。
【活用後の声】
「経営革新計画」の申請を行い、承認を受けたことにより、経営計画を自ら考え実行していくことの重要性とその効果を実感した。申請には商工会と商工会連合会の支援を受けられるので、発想力が高く次世代を担う若手経営者である青年部員は是非計画策定してもらいたい。
事業所情報
青年部員名 |
田熊 祐介 |
商工会名 |
群馬県 千代田町商工会 |
企業名 |
有限会社田熊造園土木 |
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代表者名 |
田熊 祐介 |
企業業種 |
造園業 |
設立年 |
平成13年 |
従業員数 |
2人 |