株式会社髙橋フルーツランド
【施策・政策を活用した経緯】
昭和58年に山形県上山市にて観光果樹園を創業。平成25年に株式会社髙橋フルーツランドに法人成り。
果実のもぎ取りとしてバスの団体客を積極的に誘客してきたが、景気後退、バス料金の上昇等から現在では団体のお客様は減少している。一方で、カフェ併設の果樹園ということで各メディアに取り上げられ、家族やカップルなど小グループのお客様が増加している。
しかしながら、弊社観光果樹園は、上山市内より車で30分弱かかるため、お客様には交通の不便をおかけしている状況があり、課題として認識していた。
そのような状況下で、「蔵王みはらしの丘」の主要道路にも面する農産物の直売所に、カフェ出店の打診があり、お客様の不便さを解決することと併せて、観光果樹園(本店)の贈答用果実の販売とカフェへの来店を促すアンテナショップとしてコンテナカフェを出店する際、経営革新計画及び持続化補助金を申請した。
【主な活用内容、方法等】
上山市蔵王みはらしの丘にある農産物の直売所ファーマーズマーケットトマトの駐車場内の一部を賃貸し、コンテナにおける新店舗を開店。
弊社独自工法で栽培した高付加価値のさくらんぼ、ラフランス、葡萄等の県産果実を活用した「季節のフルーツシェイク」、「季節のパフェ」をそれぞれ開発及び販売。
事業内容、資金繰り、実施時期等、経営革新計画を作成することで明確化した。又、持続化補助金によってコンテナの改装資金及びコンテナカフェPRのためパンフレットを作成することが出来た。
【活用の成果】
コンテナカフェによる売上及び客数について予想以上の成果を出すことが出来た。
更にコンテナカフェの評判が更なるブランド力を生み、山形駅ビルエスパルや他の商業施設への出店の打診を受けることが多くなった。
【活用後の声】
・コンテナカフェでは、夏期間は盛況だが、冬期間メニューが今後の課題として認識している。
・経営革新計画における事業計画の作成、持続化補助金によるコンテナカフェの一部改装資金も非常に役にたった。
事業所情報
青年部員名 |
髙橋 利洋 |
商工会名 |
山形県 上山市商工会 |
企業名 |
株式会社髙橋フルーツランド |
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代表者名 |
髙橋 真也 |
企業業種 |
観光農園 |
設立年 |
平成25年 |
従業員数 |
5人 |