INTERVIEW
次の世代へ
東京都 関東ブロック
河合 敬則
Takanori Kawai
私の住む国立(くにたち)市は、東京都のほぼ中心に位置します。
多摩地域以外の方からは、よく「こくりつし」と呼び間違えられますが、もう慣れっこです。
国立という名は、大正時代の末期、箱根土地株式会社によって山林が開発され、まちの名前を決める際に、隣接する立川と国分寺の両方の頭文字を取って「国立」にしようという声が上がり、「この地から新しい国が立つ」という想いも込めて決められました。
春にはメイン通りである大学通りの桜が満開となり多くの人が訪れます。
市の北部には閑静な住宅地、南部には田園地帯が広がるバランスの取れた住みやすいまちです。
私は東京都の国立市で会計事務所を営んでおります。
会計や税務は企業を経営するうえで欠かすことのできないもので、仕事を通してたくさんの経営者とお話をできることがこの仕事の魅力です。
経営者の悩みは、業種・規模・場所等企業の置かれている状況で異なります、多様な期待に応えられるよう勉強の日々です。
仕事で得た、知識・経験を青年部員に伝えることも私の役割であるという想いを持って活動しています。
国立市商工会青年部が主催する『天下市』(国立市商業祭)は、商工会青年部の独自の発想をもって、昭和40年11月『今後、自店の販売経営として天下に恥じない商人道を歩んでいこう。それがひいては消費者と共にある商店街造り、消費者によって育てられ支えられる商店造りに発展されるであろう。』というスローガンにもとづき、始められました。
毎年11月3日の「文化の日」前後に行われ、3日間で約30万人が訪れる国立市最大のイベントです。
青年部が地域振興に貢献できていると実感できる事業となっています。