INTERVIEW
Cool challenging かっこよく挑戦し続ける!
愛媛県 中国・四国ブロック
稲田 裕
Yutaka Inada
日本で同じ現象が見られるのは3か所しかなく、美しい情景を表す気象現象の肱川あらし。橋の真ん中が跳ね上がる日本最古の現在も稼働する道路開閉橋の長浜大橋。
木材産業や砂利の出荷等の盛んな地域で今の5倍近くの人口であった田舎の港町。
そんな全国的に自慢のできることも何個かある長浜町。現在では人口減少が激しく、高齢化は急激に進んでおります。
弊社も昭和40年代にオガライトの製造を始め、平成に入りオガライトの炭化事業を初め現在に至ります。
私は大学に進学していた間県外に出ていたため、実際地域の事を考えるようになったのはここ数年の事ではあります。
様々な課題があり、人口が増えることが答えではないと思いますが、人が増えるということはその地域に活気があふれることに繋がります。
地域のリーダーとして地元を盛り上げるためには、まずは自身商売が地域に根差し、その上で地域雇用を生むことにあると思います。
何事においても、自分自身が楽しみながら物事を進めていきたいと思っております。
面白い発想をする仲間や、他ではない事、新たな取り組みへの挑戦を実行している人たちを本当に尊敬します。そして私自身もそうなりたい。
人ができることで自分だけできないことはありません。当然すべての事に得手不得手はあると思います。だからと言って、やる前から、できませんというようなことはせず、何事にも挑戦し、さらに自分が楽しむことができれば最高だと思います。
できない理由をあげるのでなく、その目的に向かって、どのように進めればいいのかを前向きに考え、行動することは、仕事においても地域の課題に対しても同じことで、大切な事であります。
さらに、それがどうすれば自分にとって楽しいものになり、みんながおもしろいと思えるものになるかを考え、小さな課題も放置せず、現状に満足せず、どんなことにも全力で、そしてかっこよく挑戦し続けたいと思います。
先の事を考える上で、多発的広域的に起きる災害などの問題への対策も重要でありますが、それらの対策をきちんとしていくことが急務と考えます。
また、未来に責任のある世代である我々の世代が、真剣に地域の課題に向き合い青年部だからこそできることを考えなければならない。
そのためには、まずは自身の地域を含み知ることが大切です。
互いの事業を知り、互いに学び、産業振興の促進、そしてそれらを進める我々のネットワークをより強固に繋げる。さらには、今まで築き上げた伝統を守りつつも、新たなブランドの創出するなど、同じ地域に住み暮す一員として考えていきたいと思います。
郷土愛をもって地域の事を考え、未来の子供たちのためにも青年だからできる発想で、楽しく
地域の繋がりを大切にし、そして地域と共に成長し続けていけたらいいと思います。