INTERVIEW

仲間と共に

徳島県 中国・四国ブロック

多田 義夫

Yoshio Tada

私の原点「阿波市」

私の住む「阿波市」は、平成17年に4つの町が合併して誕生しました。
北は阿讃山脈を隔てて香川県と隣接し、南には日本三大暴れ川の一つ「四国三郎」の吉野川が流れており、山と川に挟まれた自然豊かな平野部は県下一の農業地帯となっています。
また、自然が生み出した土の柱「阿波の土柱」があり、これは世界でもアメリカのロッキー山脈、イタリアのチロルに類似のものがあるだけで、世界三大土柱といわれています。
そんな自然の恩恵を沢山受けた場所で、阿波市商工会青年部は地元の行政や他の団体等と共に協力体制をとり、地域活性化のリーダーとなるべく、部員一同、切磋琢磨して活動しております。

頼りにされる会社を目指して

私の働く事業所は、昭和58年に現社長である父が自動車販売・整備業として創業し、平成3年に有限会社オートアンドパルとして法人化しました。
子供の頃から身近にたくさんの車がある環境で育った私が車を好きになるのに時間はかかりませんでした。
大学卒業後、22歳で当社へ就職し、整備士免許、自動車検査員、運行管理者等、私の資格が増えるにつれて会社の業務も民間指定整備工場、鈑金部門、レッカー部門と次第に拡大していきました。それに伴い責任も大きくなっていますが、同時に大きな信頼を得られるチャンスととらえて社員一同、日々業務に励んでおります。
車を必要とされるお客様は一人一人生活スタイルが異なるため、必然的にカーライフも異なってきます。そんなお客様一人一人に寄り添ったカーライフを提案し、喜んでいただける、そして頼りにされる会社づくりを目指して、社員一同、all for one(全員で一つの目的達成)の気持ちでこれからも努力してまいります。

頼りになる仲間と共に

阿波市は平成17年に4つの町が合併して誕生し、それに伴い、各町商工会も一つになって阿波市商工会が誕生しました。
青年部も合併によりいきなりの大所帯となり、初めはなかなか旧町のしがらみを破れずにくすぶった時期がありました。
それでも、地域貢献のひとつとして「阿波市納涼祭」を企画・運営していくなかで、いつしか旧町の壁を越え、阿波市商工会青年部としての絆が芽生えていきました。
今では、芽生えた絆が青年部活動のみならず、プライベートや各々の商売でも良き相談者、協力者として頼れる仲間に成長しております。
コロナ禍にあった時期には、納涼祭から「ドライブインシアター」に変更して地域活性化に貢献することができました。
ひとりではできないことも、信頼のおける仲間となら必ず乗り越えて結果を出せることを青年部で教えてもらいました。これからも、頼りになる仲間と共に地域の活性化を目指して商工業の担い手として突き進んでまいります。

事業所情報

商工会名
阿波市商工会
企業名
有限会社オートアンドパル
青年部員名
多田 義夫
代表者名
多田 勇夫
企業業種
自動車販売・整備業
設立年
1991年
従業員数
10名