INTERVIEW

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佐賀県 九州ブロック

外尾 純一

Junichi Hokao

その歩みが歴史へ

武雄市は、佐賀県の西部に位置した人口約4.9万人のまちです。平成18年3月に旧武雄市、北方町、山内町の1市2町が合併して誕生し、9つの町から成っています。まちの中心にある武雄温泉は1300年の歴史があり、無色透明で肌に馴染むやわらかな特徴の温泉は、”美人の湯”として全国的に有名です。温泉を目当てに訪れた県内外からの多くの観光客を、国の重要文化財に指定された朱塗りの楼門が出迎えます。
また、陶磁器の生産が盛んで旧武雄市内を中心に90軒もの窯元があり、伝統的な技法を生かした個性的な作品はお土産として愛されています。この歴史・自然・芸術が融合した観光資源豊富な武雄市は、西九州のハブ都市として、新幹線の整備により、人と文化そして経済の発展が期待されます。今後も地域が賑わう為にも、地域のリーダーとして地域に根付いた商売を行い、雇用を生む事が使命だと考えます。

車屋は生活を守る仕事

私は平成元年に父が創業した自動車修理工場を経営し、創業以来、お客様に喜ばれる会社をモットーに営業しています。専門学校を卒業後、当社へ就職し、整備士を12年、営業を6年経験し令和元年12月1日に事業承継を行い、同月に新店舗(販売店)をオープンしました。現在は自動車のことなら外尾自動車と言っていただける様にあらゆるサービスメニューを揃え、お客様のご要望に寄り添えるような事業を行っています。
自動車業界も日々変わりゆく中で、技術力の向上はもちろん、誰のためにこの仕事があるかを大事にして、お客様と社員、そして地域のことを考え、自動車修理工場としての役割をしっかり果たすことで、地域にとって必要とされる会社を今後も創っていきたいと考えています。

経営者としての資質向上と地域貢献

武雄市商工会青年部は現在30名の単会です。全国でも珍しい旧武雄市を挟んだ北方町と山内町が合併してできた単会になります。互いの町の特色は違うものの、例会や町のイベント出店、特産物の発掘、それを取り入れた商品開発の実施等、武雄市商工会青年部として一丸となり活動しています。
私は青年部とは一番は仲間作りだと考えます。45歳以下の同世代と呼べる経営者・後継者の仲間が、共に地域に根付き商売を行っていると思うと心強く感じます。その仲間と共に青年部活動に取り組み、様々な活動を経験する事で、経営者・後継者としての資質の向上が出来るのが青年部の一番の魅力だと感じています。そして青年部が経営者・後継者として共に成長しながら、地域に愛される家業を営むことが地域振興発展の一助になると信じています。

事業所情報

商工会名
武雄市商工会
企業名
有限会社外尾自動車
青年部員名
外尾 純一
代表者名
外尾 純一
企業業種
自動車整備・販売
設立年
1989年
従業員数
13名