INTERVIEW

未来のために「絆」を育む

秋田県 北海道・東北ブロック

伊藤 史成

Fuminari Ito

魅力ある潟上市

 秋田県潟上市は、県庁所在地秋田市の北西に位置し、人口約32,000人。2005年(平成17年)に旧天王町、旧昭和町、旧飯田川町の3町が合併し、現在の潟上市となっております。潟上市は佃煮の産地であり、佃煮の消費量は全国でもトップクラスとなっています。部員にも佃煮業者が多く在籍しています。
 また、潟上市は秋田市のベットタウンとなっており、住宅が多いのも特徴で、商業施設やショッピングモールもあり、若者が住みやすい地域となってきています。
 南東には、重要無形民俗文化財に登録された「ナマハゲ」をテーマとし、最近映画化された「泣く子はいねがー」で有名な男鹿市とも隣接しています。

地域と向きあい、未来へ

 私の仕事は廃棄物の収集運搬業です。事業系をメインとし、一般廃棄物、産業廃棄物などを収集しています。
 私は元々会社員としてエアコンのメーカーに勤めていました。体調を崩して秋田に戻り、父親が経営する会社に入り現在に至ります。父が創業して今年で20年目。私は2代目となりますが、父が口酸っぱく言う、「困っている人がいたら助ける」という理念を、私自身もモットーとし、地域の人々に仕事を通じて伝えていければと思います。
 私たち商工会青年部は多種多様な仕事をしている人たちが集まっています。一つ一つの会社は小さくても、誰のため、何のため仕事をするのかが重要と考えています。商工会青年部は将来経営者となるための研修ステージと考え、今後も青年部活動に全力で取組んでいきたいと思っています。

アクセル全開

 私は商工会青年部に入部してから今年で7年目になります。青年部に入部以降、参加できる事業にはすべて参加してきました。『やるからには全力で取組む』が私のモットーであり、青年部事業にも全力で取組んできました。
 青年部に所属してから3年目に青年部長に就任、2期目には県青連副会長に就任し、いつしか県青連会長を志すようになりました。
 潟上市商工会青年部では、県外青年部との交流を精力的に取組んでいます。その地域ならではの特性を活かした事業展開を聞き入れ、自分の単会にも取り入れています。
 他の地域の青年部、他団体との交流を図り、今後の事業につないでいければと思います。
 青年部活動はとても楽しいです。仲間ができる喜びを感じ、共に目標に向かって行動する。さらには県内のみならず、県外青年部とのネットワークが広がることにより、部員にも良い刺激となっています。
 今後も、青年部を通じた『絆』を絶やさぬよう、更なる向上を目指したいと思います。

事業所情報

商工会名
潟上市商工会
企業名
潟上環境株式会社
青年部員名
伊藤史成
代表者名
伊藤一重
企業業種
一般、産業廃棄物収集運搬業
設立年
2001年創業、2012年(平成24年)法人化
従業員数
3名
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