INTERVIEW

スパイスって必要やと思うねん。

兵庫県 近畿ブロック

小泉 星児

Seiji Koizumi

芦屋は文化で勝負せなアカンよね。

日本海と瀬戸内海の二つに海に面し、大都市から農村、島々が存在し、様々な気候,風土を有する「日本の縮図」と言われている兵庫県、その南東に位置するのが芦屋市です。
本市は1995年の阪神淡路大震災で壊滅的な被害を受けましたが、現在では復興を果たしており、住みよい街ランキング等では常に全国上位にランクインしています。
そんなこの街には、農協も漁協も存在しておらず、特産品や郷土料理も存在していません。
しかし、阪神間モダニズムの影響で文化的には豊かであり、決まったモノ,コトが無いからこそ、アピール方法は無限大です。
「特産品や郷土料理が無いならば、文化で勝負するしか無い。」
今後も更に新たな文化を積み重ね、刺激的な街となるポテンシャルを持っていると信じています。

ヴィンテージ目指すのも素敵やん。

株式会社小泉は、兵庫県芦屋市にヘッドオフィスを構え、不動産賃貸業を中心に、損害保険の代理店業も営んでいます。
兵庫県と大阪府の中間地点である阪神間を中心として、日本各地に賃貸マンション、テナントビル、貸倉庫を所有しています。
創業60年以上にわたり、新規物件の開拓は勿論、年数を経過した物件も積極的に改修し、最新の設備やインフラを導入しており、いつの時代においても最先端である事を目指しています。
1970年代初め、阪神間に路面電車が存在していた時代に、芦屋市で最初のテナントビルとして芦屋サウザンドビルは竣工しました。幾度かの改修を経ながら、親子三代に渡って地元の方々に親しまれ続けている芦屋サウザンドビルは、これからも芦屋で最新のランドマークであり続けます。

青年部なんやからやってみたらエエやん。

「芦屋は文化で勝負するしか無い」と地域の紹介で申し上げましたが、芦屋市商工会青年部は、街の先頭に立ってそれを実践し続けています。
新しい試み、仕組みや価値の創造は、青年部がその役割を担わなくてはなりません。
芦屋市には数多くの商店街が存在しています。そしてその商店街には、ほぼ均等に青年部員が存在しています。芦屋市全域において、青年部員は縦と横の繋がりの中心となっており、情報収集,共有、事業実施能力には定評が有ります。
「思いついたコトはカタチにする事が出来る」
一見不可能と思われいても、発想や突破力、そして巡り合わせで実現可能になる事も多く有ります。
「恐れずとにかく動いてみよう!やってみよう!!」
青年部は地域のスパイスです。

事業所情報

商工会名
芦屋市商工会青年部
企業名
株式会社小泉
青年部員名
小泉星児
代表者名
小泉めぐみ
企業業種
不動産賃貸業
設立年
1958年(昭和33年)
従業員数
9名