INTERVIEW
次世代を担う子ども達に誇れるバトンを渡すために
香川県 中国・四国ブロック
上原 広嗣
Hiroshi Uehara
うどん県で有名な香川県。その香川県の中心部に位置する高松市中央商工会地域は山田、香川、国分寺、香南、塩江の五つの地区から成り立っています。
管内香南地区には空のターミナル高松空港があり、平成30年度には利用者数が200万人の大台を突破しています。また、山田地区には”水と緑と花の公園”として、子どもからお年寄りまでが年間を通じて楽しく利用できる「公渕森林公園」もあります。そして、塩江地区には、奈良時代に僧行基により発見され、弘法大師空海が湯治の地として伝えたという由緒正しき「塩江温泉郷」があり、「高松の奥座敷」と呼ばれる湯の町です。
気候的には、当地域は讃岐平野の一部である高松平野に位置し、瀬戸内海気候区に属し、降水量が少なく、日照時間が長いという特徴があり、年間を通じて温暖な気候に恵まれています。
このような地域に住む人達は人情味のある温かい人が多く、上記環境資源と合わせて誇れる地域です。
私は学卒後、防水工事関係の職業に就いた後、その経験を活かし2005年に雨漏り・防水・塗装をはじめとする外壁の工事を専門としたウォーター・ロックとして個人事業を創業、2018年にウォーター・ロック株式会社として法人成りしました。
どの職種もそうですが、お客様のニーズは多種多様です。弊社では『外壁工事』といった単純作業だけではなく、常にその家に住むお客様が快適な生活を送るためには何が必要かイメージしながら、一軒一軒魂を込めて熟練の技術で施工しています。
これは青年部活動においても全く同じです。
私の在籍する高松市中央商工会青年部は5地区が合併した青年部です。当然のことながら合併前は各地区ごとに活動していたこともあり、設立当初は「同じ地区の人とは話すけど」といった少し一体感に欠けた青年部でした。
そんな青年部を変えていこうと計画したのが「ドリーム中央」です。「子どもが主役、子どもに夢を」というサブテーマにあるように地域の子ども達のためのイベント。「地域を活性化させたい!」、「子ども達が誇れる地域にしたい!」この気持ちはどの青年部員も同じでした。毎晩部員が集まり会議を重ね、イベントの考案、手配全て自分達で頑張ったイベントは8回を積み重ね、今では部員が互いに協力し、一体となって多くの地域の子ども達の笑顔を生み出しています。
また2018年にはドリーム中央キャラクター「夢二」を製作しました。そして青年部Tシャツの背中には私たちの思い「子ども達に夢を!二度とない今という時を走り抜く」という言葉が描かれています。
私たちは地域の子ども達のために走り抜きます!次世代を担う子ども達に誇れるバトンを渡すために。