INTERVIEW
小さい町でも、伝えること、託すことはある
長崎県 九州ブロック
志水 一海
Kazumi Shimizu
長崎県松浦市福島町は、人口約2,700人の小さな町です。私は11年地元を離れ、10年前に帰郷しました。帰郷したては、町を元気にしたくてNPO法人を立ち上げ、イベント、オリーブ栽培、ポータルサイトの運営とまったくやったことのないことにチャレンジしましたが、当然うまくいかず廃業、その後、11年経験のある建設会社を設立しました。
お客様の、夢、従業員の、夢、を創りだせる。そんな会社を目指し、町に少しでも雇用が増やすよう、努力していきます。
少子高齢化の進むこの町。不便さや教育面の環境の悪さから人口流出歯止めがききません。65歳以上が6割を占め、自然増より自然減が上回っている現状。10年後を想像するのが正直怖いです。福島町内のみで商売をするのは確実に難しくなってはくるでしょうが、私に出来ることは会社をより確立し、1人でも多く雇用の創出することだと考えています。
現在の従業員数は5人、1年に1人の雇用を目指すともに建設業はキツいってイメージを面白いに変えていければいいな。と思います。といいながら従業員4人は佐賀県民です!(笑)
私が所属する松浦市福鷹商工会青年部は、福島町と鷹島町が合併した単会です。人数も福島町3人、鷹島町4人と青年部としては長崎県の中でも2番目に少ない単会です。合併してますが、陸路で行くには佐賀県を通り車で50分かかります。そんな福鷹で何をしていくか、何ができるのか。
私は青年部の最大のメリットは、情報とネットワークだと考えてます。後継者も起業する人もほとんどいませんが、商工会青年部って何?と聞かれた時はしっかりと明確に伝えていきたいと思います。