INTERVIEW

つながりを大切に

岡山県 中国・四国ブロック

吉次 雄一郎

Yuichiro Yoshitugu

地域の未来のために

私の住む津高地域は、岡山市中心部から4Km程に位置し、近隣には岡山空港と岡山ICがあります。交通の利便性が良く、岡山市のベッドタウンとして発展してきました。また、当地域は、大和地方と並ぶ古代吉備の文化発祥の地として栄え、多様な産業・文化の振興に大きく寄与し、温暖な気候にも恵まれ、県内でも有数のぶどう・桃の産地です。
当地域では、昨今の少子高齢化等による人口及び商工業者の減少に伴い、地域に根差した 第一次産業や伝統文化の担い手の不足が懸念されています。我々商工会青年部は、地域経済の活性化を担うリーダーとして、積極的に行政や他の経済団体とも協力しながら、地域課題の把握や解決に向け、事業の実施に取り組んでいます。

地域にとって必要な仕事を続ける

昭和3年に初代 富山方志が土木会社として創業以来94年、現在も土木・水道工事業を中心に、地域における生活利便性の向上また地域の安全性を高めるべく、地域インフラ及びライフラインの整備に取り組んでおります。
今後は社会のデジタル化に対応し、業務効率化を進めつつ、コロナ禍におけるお客様のニーズの変化を把握し、コロナ禍をビジネスモデルの見直し機会と捉え、積極的に新たな設備・技術・品質の向上に取組みます。そして、変えなければならないものは変化させ、変わらないものは大切にし地域にとって無くてはならない建設会社を目指します。

変化を糧に

岡山北商工会では、従来、管内地域でそれぞれお祭り・花火大会の開催・マスカットアレキサンドリアをテーマとしたマスカット祭り・各スポーツ大会・子供たちの仕事体験まちゼミキッズなど多くの事業を開催していました。
一方、平成30年7月豪雨災害により、当地域及び商工会員も甚大な被害を受け、青年部も復旧支援に尽力しました。非常時だからこそ、青年部員の行動力を活かし、積極的に災害復旧支援活動に取り組んだことで、青年部の結束力と地域への想いが高まりました。
しかし、復旧復興が進んでいた矢先、コロナ禍の影響により、経済とライフスタイルが劇的に変化しましたが、変化の局面に対応できる青年部だからこそ、変化を糧に未来を切り開いていきます。

事業所情報

商工会名
岡山北商工会
企業名
株式会社 富山組
青年部員名
吉次 雄一郎
代表者名
吉次 立身
企業業種
土木工事・水道工事業
設立年
1928年(昭和3年)
従業員数
16名
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