INTERVIEW
花よりも花を咲かせる土になれ
栃木県 関東ブロック
深津 晃
Akira Fukazu
岩舟町は栃木県の南部に位置し、2014年に栃木市に編入合併され栃木市岩舟町となりました。人口17000人ほどの小さな町ですが、岩船山クリフステージやとちぎ花センター、みかも山公園などが有名な自然豊かな町です。
町内には隠れた観光名所も多数あり、テレビや映画、お子様が好きな戦隊モノの爆破シーン等のロケ地でも有名な岩舟町は見どころ満載なところです。また、国道50号線が通っており東西の物流の流れや東北自動車道・北関東自動車道が交わる地点もあり利便性・工業発展にも今後の進展が期待されます。JR岩舟駅はアニメ映画「君の名は」で知られる新海誠監督の出世作「秒速5センチメートル」の舞台としてアニメの「聖地」としても知られています。
今年で37歳。個人事業主として15年整体師をしてきて昨年から一念発起して福祉事業と製造業を立ち上げました。なぜこんな時期に?そんな風にお思いになる方もいらっしゃるかと思いますが、どの時代どのタイミングにおいても強者は常に行動しています。必ず生活に不利な面があってもそこにはニーズが生まれ、その問題解決の糸口がビジネスに転換される、私はそういつもアンテナを張り巡らせています。人と人とのご縁を大切にし、つながりが化学反応を起こして地域を変えていく。「事業を通して地域に還元する」これが私のコンセプトです。
地元の若き経営者たちが盛り上がり、地元にたくさんお金を落とすことで循環型ビジネスの楽しい街づくりができるのではないでしょうか?今後も行動力と行動量を増やし邁進して参ります。
青年部歴14年。先輩たちの背中を見ながら色々なことを経験させていただき2018年から3年間単会の部長、2019年から県青連の副会長として活動させていただき、単会では来場者2000〜3000人ほどの「いわふねマルシェ」を立ち上げ委員会制なども導入しました。現在主な事業として「婚活事業」「夏祭り出店」「いわふねマルシェ」「歳末セール」がありますが、青年部は色んなことにチャレンジして失敗しても許してもらえる場所、自分のスキルを上げ異業種同士がお互いを刺激し高めあい支え合う、経営者として学べることはたくさんあると思います。
現在27名の岩舟町商工会青年部ですが、必要なのは地域貢献だけでなく将来に対する影響力なのではないかと感じています。地域振興発展の先駆者となる、今ある形、今いるメンバーたちと一つの形を作れるのは当たり前ではないということ、その一日一日の日々の瞬間を大切にして今後の商工会青年部を牽引できたらと考えています。