INTERVIEW

人口最少県だからこそ見えるもの

鳥取県 中国・四国ブロック

川上 敬之

Takayuki Kawakami

私が住む“江府町”

江府町は伯耆富士と称される大山(だいせん)の南側に位置し、奥大山江府町として地域振興を行う自然豊かな町です。大山と紅葉が一望できる景勝「鍵掛峠」、ブナ林と苔むした岩が神秘的な空間を作る「木谷沢渓流」、500年前から続くお祭り「江尾十七夜」は江府町が誇る観光名所です。また、大山のブナ林から湧き出る豊富な天然水を利用した飲料水や農作物も江府町の特産品です。人口3,000人に満たない小さな町なので町民のほとんどが顔見知りで青年部員も先輩後輩の仲で和やかに活動しています。鳥取県は47都道府県の中で最も人口の少ない県ですが、その鳥取県の中で最も人口の少ない自治体である江府町だからこそ出来る事業を江府町商工会青年部から発信し、全国の青年部の先進となるような地域振興を実行していきたいです。

必要とされ続けるために

大学を卒業後、県外の電子部品メーカーで働いていましたが地元で働きたいという思いから鳥取県に帰ってきました。弊社は旅行業と一般貸切旅客自動車運送事業いわゆる貸切バスを扱っていますので前職とは全く違う業種で不安もありましたが良き先輩、同僚に恵まれて切磋琢磨しながら仕事の経験を積んでいきました。現在は営業、旅行の企画、添乗員、貸切バスの運行管理など社内の業務は何でも担当しています。日々の業務を通じて旅行業は地域振興に欠かせない業種だと実感しております。観光地にお客様をお連れすることは、各地の交流人口を増やすお手伝いをすることになりますので勝手ながら使命感を感じて業務を遂行しています。今後もお客様と観光地に携わる方々に喜んでいただけるようなサービスを提供していけるように努めていきます。

地域に根差した“青年部事業”

江府町商工会青年部は12名(2021年現在)の部員で構成されています。青年部が主催する夏祭り「土曜ふれあい夜市」や江尾十七夜の開始を告げる「江尾城太鼓」を主な事業として活動しています。最近では既存の事業のほかに「町の人口が減っている中で人手が足りず困っているところをお手伝いしよう!」という目的で中学校のプール掃除、小学校や保育園の草刈りなどを実施しています。また、将来江府町で働いていただく人を増やすこと、青年部の活動を伝える機会の少ない小学生にも我々の活動を知って頂くことを目的として職業図鑑や働くことに関する書籍を小学校に寄贈させていただきました。今でも江府町商工会青年部は江府町にとって不可欠な存在であると確信していますが、未来の江府町にとっても不可欠な存在であり続けるために地域の盛り上げ役、汗かき役となって活動していきます。

事業所情報

商工会名
江府町商工会
企業名
株式会社チロル
青年部員名
川上敬之
代表者名
川上和人
企業業種
旅行業、一般貸切旅客自動車運送事業
設立年
1996年(平成8年)
従業員数
25名