INTERVIEW
地域の人たちと共に歩む
宮城県 北海道・東北ブロック
福田 敬一
Keiichi Fukuda
東松島市は、日本三景で有名な松島町の東隣にあり、日本三大渓の一つ嵯峨渓や宮城オルレ奥松島コースという自然を五感で感じながら歩くトレッキングコースがある美しい景色や豊かな自然が楽しみを与えてくれるまちです。また、航空自衛隊ブルーインパルスの本拠地があり、天気がいい日は毎日の練習飛行により空に絵が描かれるため空を見て楽しめるまちでもあります。そして、太平洋石巻湾に面した地域で7つの漁港がありブリやサバ、牡蠣やアワビ・ウニなどの新鮮な海の幸を味わえる食豊かなまちでもあります。このように沢山のプレゼントをしてくれる地元がますます楽しいまちになるよう青年部の仲間とともに活動していきたいと思います。
設立36年目の当社は現在、父が三代目を務め産業廃棄物や古物商、解体工事業など人々がいらなくなったものを取り扱う仕事をしています。初代が創業したころは古物商を行っていたため地区の廃品回収などに協力し、近くに住んでいるお母さん達や同じ年の子供たちが当社に集まって団らんする場になっていました。しかし時代とともに廃品回収もなくなり、地元で行える仕事も少なくなり、設立とともに産業廃棄物の許可を取得しました。環境に携わる仕事しているものとして、しっかりと地球の環境問題をとらえゴミを継続的に使用できるものへと変え、地域を少しでもきれいにできるよう、そして限りある資源を無駄にしないよう努めていきたいと思います。
東松島市商工会青年部は地域を盛り上げ・想いあるまちづくりを目指し、昨年コロナ情勢の中、3年ぶりに開催された夏まつり大会では毎年行っていた出店事業を止め、参加できるすべての部員が運営側に回り夏まつりイベントの綱引き大会を一手に担いました。地元小学生の鼓笛隊、神輿、その他様々なイベントが中止になる状況ではありましたが、その中で開催した綱引き大会は、沢山の地域の人々が応援に駆けつけ、選手の皆さんが力一杯綱を引く姿は祭りを盛り上げるイベントとして最高だったと思います。また、当日ゲリライベントとして予定していなかった、子供綱引き体験を急遽行い地元の子供たちとお父さんお母さんが沢山喜ぶ姿を見ることができました。