INTERVIEW

地域を活かす青年部員に

青森県 北海道・東北ブロック

笹 宗祐

Sousuke Sasa

四季の里

青森県の西部に広がる津軽平野のほぼ中央に位置する旧岩木町、旧相馬村(現弘前市)は、青森県最高峰の津軽富士「岩木山」を有し、山麓にはりんご畑と水田が広がる町です。
春には「世界一の桜並木を」をテーマに、全長20㎞・約6500本のオオヤマザクラを植樹した岩木山の桜並木、夏には名産の「嶽きみ」が最盛期を迎え、秋の紅葉は木々が深い赤黄色に染まるなかりんごと米産業が盛んであり、冬は雪に閉ざされますが、冷えた体を温める温泉が多数あります。
また、五穀豊穣や家内安全を祈願して岩木山へ参詣する「お山参詣」という国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統が根付いている地域です。
平成の大合併以降人口減少には悩まされているものの、弘前市の中心部から程よい近さでもあり近年ではベットタウン化しつつあります。
産業人口は減ってはますが、大人になり離れつつも将来は帰りたい町になるよう地域づくりを目指しています。

地域に活かされたい

弊社は日本一の生産量を誇るりんご生産の地域、弘前市の岩木山麓にて工場を構え、昭和63年創業、平成27年に法人成りし、りんごジュースの加工工場を主としています。
自社グループにてりんごの生産をするため、農地所有適格法人いち果も令和2年に起業しました。
地域の農家さんや青森独自の移出業者、青果会社さんのジュース受託加工を主としていますが、年々りんごそのものの収穫量が、高温障害や雪害、担い手不足により減少しております。
ただ地元農家さんをはじめ生果のみではなく、加工品として通年を通し販路確保、拡大への活用していただけるよう地元へ根付く事業所を目指します。

地域の活力を

岩木山商工会青年部は地域に元気を与えたいという気持ちを原動力に活動しています。
商工会が主催の「いわき夏まつり」をはじめ地域行事での出店参加や保育園への寄付事業などを行っています。
また、部員間での交流を図り、そこから自分たちの事業へつながる出会いや考えに触れることもあり、青年部活動はとても刺激のあるものだと感じています。
そして今、原動力そのままに多くの地域の人々が楽しめるイベントを自分たちで立ち上げ、地域を盛り上げていきたいと思っております。

事業所情報

商工会名
岩木山商工会
企業名
合同会社五代農産加工
青年部員名
笹 宗祐
代表者名
笹 宗祐
企業業種
加工業
設立年
1988年
従業員数
4名