INTERVIEW
世界に誇れる地域をめざす!
広島県 中国・四国ブロック
奥本 隆三
Ryuzou Okumoto
尾道市瀬戸田町は、2006年に尾道市と合併した地域で、瀬戸内海に浮かぶ生口島(いくちじま)と高根島(こうねしま)から構成されており、本州と四国を結ぶ連絡橋である「しまなみ海道」の途中に位置する離島地域に該当します。自然の恵みと文化的な魅力が融合した地域であり、瀬戸内海特有の温暖で雨の少ない気候に恵まれ、レモンなどの柑橘類の栽培が盛んであり、特に「瀬戸田レモン」は日本一の生産量を誇っている他、「しおまち商店街」は、港から耕三寺へ続く通りで、昭和の雰囲気を感じさせるレトロな街並みが魅力です。近年では、カフェや宿泊施設が新たにオープンし、観光客やサイクリストの憩いの場となっています 。
当社の理念は、「瀬戸田をもっと誇れる島にしたい」という理念のもと、地元特産である瀬戸田レモンを活用した菓子作りを通じて、地域の魅力を発信し、地域活性化を目指しています 。
また、地域の学校との交流を積極的にはかり、教育事業にも力を入れています。2022年からはイタリアと瀬戸田を結ぶプロジェクトを立命館大学、慶応義塾大学、武庫川女子大学と取り組み現地イタリアでワークショップを開催。現在、広島県内6店舗を運営しています。もっともっと広島を元気に出来るように頑張ります。
地域を跨ぐ青年部として、向島・御調・瀬戸田の各地域で委員会を構成し、それぞれの地元・地域を元気にするための活動を行っています。各地域で、夏祭りや夜市、清掃奉仕活動などを実施し、地域住民との交流を深めています。例えば、御調地域では10年ぶりに「御調町夏まつり」を復活させ、地元の子どもたちによるダンスや空手演武、郷土芸能の披露などを行いました。また、創業者や後継者を対象に、経営に必要な知識を身につけるための研修会やセミナーを開催しています。また、他地域の青年経営者との交流を通じて、広い視野を持つことを促しています。