INTERVIEW

人と地域とつながり、未来を明るく元気に

三重県 中部ブロック

加田 直久

Naohisa Kada

自然と伝統のまち、楠町

楠町は、三重県北勢部にあって西に鈴鹿連峰を望み、そこを源とする鈴鹿川が伊勢湾に注ぐ河口に位置しています。そして、北を四日市市、南を鈴鹿市に接し、東に伊勢湾の海が広がる町です。楠町の産業は、農業・漁業・工業がバランスよく発展しています。特に漁業では、伊勢湾沿岸でのハマグリの養殖が盛んであり、全国的にも有名です 。工業面では、四日市市とともに石油化学工業を中心とした工業地帯を形成し、製造品出荷額は全国平均を大きく上回っています。また、南五味塚地区で開催される「南楠鯨船まつり」は、金色の装飾が施された鯨船「龍神丸」が地域を練り歩く伝統的な祭りです。

先代から引き継ぐ、人と人とのお付き合い

創業者が60年前に電気工事の仕事を始め、2017年に私が会社を引き継ぎ、事業拡大・法人化を経て、今でもこの四日市で電気工事を行い建設業界の一端を担っています。私が先代から教わり大切にしているのが、人とのお付き合いです。時代の変化に対応出来たのも、先代から引き継ぐ、人とのお付き合いを大切にしてきたからだと自負しています。取引先のお客様はもちろん、協力会社や従業員にも感謝と敬意を示していきたいと考えています。こうした積み重ねがご縁につながり、多くのご依頼をいただいています。皆様のご期待に恥じぬよう技術の向上・伝承に精進を重ねてまいります。創業以来守り続けてきた姿勢を貫いてまいります。今後共ご指導・ご鞭撻・ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

地域に根付く青年部活動

楠町商工会青年部では、地域清掃活動(クリーンタウン楠・カーブミラー清掃)や、商工まつりといった地域密着型の事業を中心に活動しています。その活動の中で、2022年10月から楠町商工会青年部の新しい事業として、町内の楠漁港を貸し切って、「はまぐりつかみ取り大会」をスタートさせました。楠町は伊勢湾と良質な軟水が流れる鈴鹿川の伏流水、そして自然の海岸が残っているという地形に恵まれているため、ハマグリの養殖に適した場所で、「その地域資源を生かそう!アピールしよう!」と青年部一丸となって、地域の子供たちに向けて、”地域の良さ、自然の大切さ”を体験を通じて学んでもらう活動を行い、毎年10月の恒例行事となりつつあります。地域に根付いた活動を行うことで、楠町商工会青年部が、地域に無くてはならない存在であり続けたいと考えています。

事業所情報

商工会名
楠町商工会
企業名
加田組電気工事株式会社
青年部員名
加田 直久
代表者名
加田 直久
企業業種
一 般電気工事業
設立年
2017年
従業員数
2名