INTERVIEW

誰かのためにできること

新潟県 関東ブロック

橋本 俊二

Syunji Hashimoto

かけがえのない故郷、佐渡ヶ島

私の住んでいる佐渡市は、日本海に浮かぶ佐渡ヶ島を市域とする人口約5万人の島です。
2004年(平成16年)に旧10市町村が合併して今の佐渡市となりました。
佐渡ヶ島は、日本の歴史の中で特別な役割を果たしてきた島です。平安時代から流刑地として多くの文化人が渡り、金銀山の繁栄とともに、独自の伝統芸能や工芸が育まれました。能や鬼太鼓、佐渡おけさなどの文化は、今も息づいています。
2024年には、佐渡の金銀山が世界遺産に選ばれ、多くの観光客の方で賑わいを見せています。
また佐渡は周りを海で囲まれながら、大佐渡小佐渡と呼ばれる山々があり、豊かな自然も重要な観光資源として注目されています。

人の役に立つ

私が現在経営する「有限会社橋本板金工業」は新潟県佐渡市で建築の内外装板金を主な事業とする建築板金工事業者です。祖父が板金業として創業、父が会社を設立。平成25年4月より私が事業承継をし、3世代に渡って事業を続けています。公共事業から店舗や一般住宅まで工事規模は様々ですが、雨雪からお客様の大切な家を守るのが私たちの仕事です。特に雨漏りは住んでいるお客様にとっては非常に心配になるものです。その「困りごと」を迅速かつ的確に解決することを第一に考え日々努めております。これからも社会への貢献とお客様を第一に考え、地域から必要とされる会社、人から頼られる企業を目指して精進してまいります。

人口減少の今だからこそ

佐渡ヶ島には現在、5つの商工会青年部がありますが、もともとは10の商工会青年部がありました。長年続く部員減少から、統合して現在の5つの商工会青年部となりました。毎年できていた催しができなくなったり、縮小したり、マイナス面ばかりが話題になりますが、私が感じた印象は違います。もちろん少ない人数で大変なこともありますが、その分、部員同士の関係が密になり、事業計画もなるべくロスがないように、スムーズに進むようにと一人一人が考えるようになりました。部員の減少は深刻であり、部員増強も急務です。
しかし、また別の考え方で現状を捉え、長所を見つけながら青年部活動を続けていこうと思います。

事業所情報

商工会名
両津商工会
企業名
有限会社 橋本板金工業
青年部員名
橋本 俊二
代表者名
橋本 俊二
企業業種
板金工事業
設立年
1996年
従業員数
5名
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