INTERVIEW
ありったけの愛心で紡ぐ地域と仲間たち
埼玉県 関東ブロック
白戸 翔
Syo Shirato
平成17年、上福岡市と大井町がひとつになり、新市「ふじみ野市」が誕生しました。埼玉県ふじみ野市は、都心から30キロメートル圏内で武蔵野台地の北部のほぼ平坦な地に位置し、地質は関東ローム層です。北部市境に沿って、江戸時代から昭和初期にかけて江戸とを結んで栄えた新河岸川舟運の水路・新河岸川が南北に流れています。
かつて農村地帯だった「ふじみ野市」は東洋一といわれた霞ヶ丘団地と上野台団地の建設や誘致による企業の進出を契機に昭和30年代半ばから宅地化がすすみ、人口が急増しました。川越街道(国道 254 号)が市の中央部を南北に走り、東武東上線が川越街道に並行して走り、関越自動車道が市の西側を走っている。鉄道は地下鉄有楽町線に加え地下鉄副都心線と東武東上線の相互乗り入れが行われ、新宿や渋谷などの都心への交通の便が一層よくなっている。都心から30キロメートルの首都圏に位置しながらも、新河岸川や雑木林など豊かな自然が残り、また交通の利便性を活かした商品流通業や首都近郊農業などが盛んなまちとして発展を続けています。
昭和39年に創業。
埼玉県ふじみ野市に本社を置き、20社を超えるゼネコンの専門工事業者として型枠工事、木工事、内装工事を関東一円に請負う。
人は宝であるという想いのもと、とにかく人を大切にすることを忘れない。
親方から弟子へ先輩から後輩へ絶え間なく受け継がれる信用と技術。
常に研究心と想像力を持って前へ進む大工の育成。
それが創立者の教えであり、それはこれからも変わらない。
ふじみ野市商工会青年部は、平成 22 年に上福岡商工会と大井商工会の合併により誕生しました。例年、地域イベントの「上福岡七夕まつり」や「おおい祭り」に参加協力をし、年 2 回はポイ捨て及び路上喫煙防止キャンペ-ンの駅前通りの清掃活動を行い地域貢献に努めています。また、ふじみ野市商工会青年部と地域住民・園児が繋がる場所づくりを目的に平成 25 年に「カブトムシの森」事業を開始。この事業は市内の幼稚園を毎年1園ずつ巡回し、幼稚園等の敷地または屋内の一角にブルーシートを敷き、実物の樹木、切り株や枝、おがくず、腐葉土等を用いて「カブトムシの森」を作り、園児に森や自然の生き物と実際に触れ合ってもらっています。最初はカブトムシに触れなかった園児も青年部員のサポートもあり最後にはひとりで触れるようになっています。カブトムシの捕獲や森の設置は青年部員が行い、園児が持参した虫かごにカブトムシを入れ自宅に持ち帰ってもらい親子で喜んでいただいています。
今後も地域の担い手として力を合わせ貢献していきたいと思っています。