INTERVIEW

いつか郷土愛を花開かせる

東京都 関東ブロック

鈴木 悟

Satoru Suzuki

常にワクワクし、気合いを込めて取り組む。

私は舞台照明の仕事をしています。忘れもしない小学6年生の時、みんなの要望で始めたクラス運営の役割が楽しくなり、中学生になってからも文化委員長をしたり、高校の時には生徒会の副会長・会長をやりつつ、そこで照明と出会いました。今振り返れば、商工会青年部県青連会長の学生版みたいなことをやってきたというわけです。
会社を設立したのは、そもそも人に使われるのが嫌だったから。会社をやるリスクはあるが、その分自分のやりたいことができるのは魅力。事業をやることで具現化できる瞬間が楽しくて、自分をどんどん追い込んでいきました。飽きっぽい性格でもあるのでありきたりな生活が嫌でなるべく毎日フレッシュでいたい、発見をしたいという思いでいっぱいでしたね。それは仕事も商工会青年部もプライベートも全部同じで、常にワクワクしていたいという気持ちが強かったです。人を引っ張っていくのはまだまだ勉強中ですが、それに取り組む気合いに関しては、誰にも負けないと思ってやっています。

コミュニケーションでお互いを尊重し合う。

仕事では舞台の照明・音響に関わっていますが、照明の機械、音響の機械を使うということに関しては、エンジニアという印象があるかもしれませんが、結局は人対人。コミュニケーション能力だったり、クリエーターなので発想力・想像力が必要な職種です。そこは商工会青年部活動に通ずるものがありますね。青年部ではコミュニケーションを取ってお互いを尊重し合わないと、うまくいきません。現在、僕は会長ですが、その前は副会長、その前は単会の部長をやっていました。部長の時には知らない間に上から目線になっていたらしく、正直OBの先輩ともめたこともありましたね。お互い尊重し合って意見交換しないと誰もついてこないんだな、と反省し今に至っています。
前会長に推薦してもらい、会長をやるぞと決めた時には、仕事もしっかりとやり、部員に任せるところは任せたり。互いに尊重しあってコトを進めていきました。私は何かしらの刺激を受けていないと楽しくないので、挑戦していくことがエネルギーであり、モチベーションになっています。

繋がりと閃きを大切に。

西武池袋線と西武新宿線の、5駅が西東京市にあり、特に西武池袋線は副都心や東急東横線と繋がり、1本で横浜中華街へ行くことができます。西東京は新興住宅地のため郷土愛はなかなか芽生えません。しかし私自身は千葉県出身だったので、商工会青年部へ入ることで地域や地域住民に興味を持つようになりました。認知度は今ひとつですが、「西東京ってどこ?」と言われない町にしていきたいですね。それが私の商工会青年部での目標です。
事業もそれぞれがやみくもにやって行くのではなく、その町に住んでいる人、働いている人が何を求めているかを紐解いて進んでいきたいと思っています。そして何かを発信し続けていかないと、東京の中に埋没してしまったのではおもしろくないと考えています。
大切にしていることは、繋がりと閃き。繋がることで自分も成長するし、自分の周りも幸せになれるような気がします。また、「閃き」って言葉が好きで、閃き、想像することを絶えずやり続けると、何でも素敵に見えるようになるんじゃないかと思っています。

事業所情報

商工会名
東京都 西東京商工会
企業名
株式会社 MOON LIGHT
青年部員名
鈴木 悟
代表者名
鈴木 悟
企業業種
舞台照明
設立年
2007年12月5日
従業員数
4名