INTERVIEW
小さい地域からの挑戦
青森県 北海道・東北ブロック
相馬 大希
Daiki Soma
青森県東通村は、青森県の北東部に位置しており漁業、農業の第一次産業が盛んな地域です。 また、東通原子力発電所を誘致し、村内の経済に大きく寄与しています。 そんな中、私が住む岩屋地区は漁業を営む住民が多く、イカ釣り漁、タコ漁、カゴ漁などたくさんの漁法がある中で、私は鮭漁などをメインとする小型定置網漁で生計を立てています。 そのほかにも地域では、国定無形文化財に指定されている能舞やお祭りなど、伝統文化に関しても村民一体となって取り組んでいます。 しかし、昨今では過疎化が進み、若い人が少なくなってきています。 先にあげた第一次産業や伝統文化の担い手の不足が懸念されている中、文化を次世代に継承し、この東通村がさらなる発展を目指すため、子供たちに向けた活動を進めています。
私は鮭漁をメインとする漁師です。 幼少期から祖父と父の船出の背中を見ていた私は、自ら手伝うようになり、県内の水産高校を卒業後にはすぐに父が営む漁業部を継ぐことに決めました。 漁師となり三年後、自身で水揚げした新鮮な魚介類を提供する食堂を始めました。魚介類には市場にだせない規格外のものも多く、それらを調理し、提供することでさらなるビジネスチャンスを見出しました。 それから五年後、下北半島の中心部に位置し、人の往来も多い、むつ市田名部町に居酒屋を開業しました。 2013年には法人化し、三店舗をもつにいたりました。 さらに五年後の2018年には賃貸だった三店舗すべてを集約することで効率化を図り、席数も倍以上の新築の自社店舗を持つまでにいたりました。 これまで以上に漁業を伸ばし、さらに地域に根付いた店舗になれるよう、サービス向上に努めていきたいと思います。
2012年に入部し、初年度は参加できるものすべてに参加しようと決意しました。
なぜなら、入部したからには青年部を理解したかったからです。
青年部活動は楽しいものでした。そして、仲間ができる喜びを、大人になってからも感じることができたことが一番の驚きでした。
単会ではその頃、お祭りなどのイベント参加が多く、青年部主催の催しがありませんでした。
自分が部長になったとき、部員から花火大会を主催しようという意見があがり、計画を始めました。
3年後、部長は引き継ぎましたが、計画は進み開催にまで至りました。
県内ブロックや県青連の事業にも積極的に参加しています。そのたびにネットワークが広がり、地域外交流も多々行うようになり、部員の良い刺激になっています。
さらに、単会OBには県青連会長経験者がいて、全国への視野に明るい部員やOBを多く輩出しています。
今後も、この青年部を通じた絆を絶やさぬよう、さらなる向上を目指し、会長職を全うしたいと思います。