INTERVIEW

佐川町と私の想い

高知県 中国・四国ブロック

桑鶴 太朗

Taro Kuwazuru

佐川町と私の想い

佐川町は土佐三名園である「青源寺」「乗台寺」、桜の名所100選に選ばれた牧野公園、土佐の銘酒「司牡丹酒造㈱」があります。また、植物学者の牧野富太郎、宮内大臣を長年務めた田中光顕など多くの著名人を輩出した場所です。現在は「歴史と文教のまち」として、観光や教育に力を入れており、先人の教えを大切に、子ども達の明るい未来の為に尽力している町だと思います。
これまで様々な経験を重ねる中で、子ども達の為に地域を盛り上げ、町外の方々に町をもっともっと知ってもらうための活動を行っていきたいという思いが生まれてきました。
その為に、事業拡大を行う事はもちろんのこと、青年部活動を中核とし、町内外問わず交流を積極的に行い、地域活性化に繋げる為に活動を行いたいと考えています。

育んんでくれた故郷への恩返し

今年で42歳になりました。2003年から家業を手伝い始め、これまでたくさんのトライ&エラーを重ねながら、事業を続けてきました。その中でも変わらないことは、アレルギーを持つお子さまの日々の健康を考えたパンを製造している事です。また化学調味料無添加のニラの佃煮の商品開発も行い好評頂いております。事業継続にあたってぶれない信念を持つことは簡単なことでは無いですが、今後もこだわりを持って製造・商品開発を行っていきたいと思います。
私の事業に対する思いや日々の行動を通じて地域への恩返しと地域の活性化に繋げていけばと考えながら、日々の業務に携わっています。このような同じ思いを持つたくさんの同志との出会いの場を創ることも私の使命の一つとも考えており、積極的に取り組んでいます。

育んんでくれた故郷への恩返し

毎年7月24日は「文殊大祭 チャリティビアガーデン」を青年部が主催で実施しています。2020年で記念すべき第40回目を迎えます。諸先輩方から受け継いできた伝統を大切に、現部長が時代と地域に求められるより良いイベントに変化させてくれることに対して期待しています。
また、毎年1月10日は商売繁盛を祈願する「えびす祭り」があります。青年部は御神酒を入れるリヤカー制作を担ったり、獅子や天狗などに扮して商店街を練り歩きを行ったりと、祭りの中核を担っています。昔から変わることなく脈々と引き継がれてきた行事をこれからも守り、未来に繋げていきたいと考えています。
2020年は高知県青連・県女性連組織化50周年の記念の年でもあります。様々な場面で過去・現在・未来を考える良いきっかけになると思いますので、今一度足元を見つめなおし、よりよく楽しい青年部活動を行いたいと思っています。

事業所情報

商工会名
佐川町商工会
企業名
(株)野っぱら工房
青年部員名
桑鶴 太朗
代表者名
桑鶴 幸子
企業業種
パン製造小売業
設立年
平成10年3月1日
従業員数
1名