INTERVIEW

移り住んだ場所

全国 全国ブロック

奥村 直幸

Naoyuki Okumura

移り住んだ場所

奈良県吉野郡大淀町。奈良県中部の西側に位置し吉野郡の玄関口の町であります。江戸時代から続く天日干しの日干番茶。梨の産地としての大阿太高原など豊かな自然の恵みと現代における利便性を兼ね備えた地域であります。また奈良県は紀元元年、第一代天皇として即位された神武天皇をお祀りする橿原神宮やその他歴史遺産、多くの魅力があふれる県であります。近年区間ごとに開通していた京奈和自動車道が繋がりを広げ、近畿の縦のラインである京都、奈良、和歌山の移動が飛躍的に早くなりました。ヒト、モノ、流通の動きが活性化し奈良の魅力、産業が発展する可能性が大いにあると考えます。
私はもともとの生まれや育ちは京都であり、奈良県は移り住んだ土地です。青年部活動もこの大淀町商工会青年部から始まり、吉野郡、奈良県、近畿、全国へと大きく広がっていきました。知り合いがいなかった大淀町という土地で知り合うことができた青年部員は真の仲間という存在であり、かけがえのない存在であります。この仲間と共に地域に向き合い、まだまだ秘められた町の魅力を発信し、持続的発展の一助になれる様な存在でありたいと思います。

商いと青年部を通して学んだこと

25歳の時にダンボール資材を中心とした梱包資材を扱うコラボを創業しました。北は宮城県、南は鹿児島まで全国各地でダンボールを中心とした梱包資材、食品容器や袋製品を納品しています。今でも私と妻の2人で営む会社であります。小規模事業者であり、多くの青年部員と同じであります。自社の発展の為、たゆまぬ努力を地道に、ただひたむきに重ねていかなければいけないと考えています。そして何よりも自分自身が自社の可能性に”ワクワク”し、期待し続けたいと思います。その為にはより多くの情報を掴み、有益なモノかそうでないモノかを判断し取り入れる。そして次に周りの人としっかり情報を共有し、いかにして周りの人を巻き込めるかが大切であると考えています。このことにおいては自社経営と地域創造は同じであると思います。青年部活動を通して学べることは多くあり、青年部活動こそ実益と鍛錬の場と考えます。

全青連会長として

会長就任当初から全国津々浦々、沢山の場所に行かせていただきました。そこで感じたことは、青年部員さんが各々の地域において必要不可欠な存在である。そのことに1点の曇りもありませんでした。都会の大きな商圏の下、商いを営む選択肢もあるでしょう。しかしながら、自分が生まれた場所、育った場所、移り住んだ場所で自ら選択し、各々の地域においてインフラともいうべき存在を発揮しています。そして毎年頻発する自然災害においても、地域で踏ん張り復旧復興に全力で取り組んでいただいてます。本当に頭が下がる思いです。
そんな私達だからこそ家族の為、従業員さんの為、地域の為にこれからも事業を継続し”そこ”にいる意味を作り続けなければいけないと考えます。 しかしながら、長年の不景気、産業構造の変化、人口減少など我々の事業を取り巻く環境が厳しいことも確かであります。
そこで全青連はIMPULSE版Gsuiteを導入してまいります。IMPULSE版GsuiteとはGoogleが展開するGsuiteをIMPULSE用に活用し、そこにIMPULSE版Google MAPを付けたものです。IMPULSEによるIMPULSENO為のGsuite、青年部活動の効率化・省力化に繋げ、しいては自社の情報共有・生産効率upに繋げていただきたいと考えます。またIMPULSE版Google MAPは、各地域での”繋がり”、全国規模での”繋がり”を創出することを1番の目的としています。   やる気のある部員さん1人1人が望む”繋がり”を構築することにより仕事、情報、交流の組織内循環を巻き起こしたいと考えております。  今こそ我々がIMPULSE版Gsuiteを活用し、全国の青年部員の皆さんと共に”ワクワクする、心躍る青年部”を創りあげていきたいと思います。

事業所情報

商工会名
大淀町商工会青年部
企業名
(株)ハコイル、コラボ
青年部員名
奥村直幸
代表者名
奥村直幸
企業業種
卸売り業
設立年
2004年コラボ創業、2017年(株)ハコイル創業
従業員数
1名