INTERVIEW
Too Attractive…
秋田県 北海道・東北ブロック
吉田 雄吾
Yugo Yoshida
423.4mと水深日本一の「田沢湖」を有する仙北市には、魅力が有り過ぎる。
まずは、全国あこがれ温泉地ランキング(じゃらん人気温泉地ランキング2020)で、初めて1位となった「乳頭温泉」が有る。
そして「北投石」と言う石の効能で日本一の酸性度(pH1.05)を誇る「玉川温泉」では、他では絶対に体験が不可能な天然の岩盤浴も有る。
更に、FISのフリースタイルW杯(モーグル)が開かれる「たざわ湖スキー場」が有り、そのスキー場がある「秋田駒ヶ岳」では、初夏から初秋にかけて珍しい高山植物が観れるため、登山客が後を絶たない。
また、小京都「角館」では、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「角館の祭り(やま行事)」や、東北3大桜が観られる「武家屋敷」、その武家の街で開催される冬の「雛めぐり」も有名である。
その他にも、毎年2月10日に上桧木内地区で行われる幻想的な「紙風船上げ」や、ノスタルジックな「秋田内陸縦貫鉄道」から見る田園風景や雪景色も魅力である。
1960年の創業以来、自動車の整備・販売およびガソリンスタンドをメインとして、60年間営業を行ってきた弊社。地域の「動くを支える」を基本に、メインの事業だけでなく、付随する鈑金・塗装・損害保険・カーリース・レンタカー、ガス・灯油・軽油の配送、そして、除雪機・暖房機器・林業機械の販売修理など、お客様の困りごとをトータルでサポートしてきた。 そこに、新たに加えたのが、当地仙北市が2015年に指定された国家戦略特区(地方創生特区)を活用した農業ドローン(産業用マルチローター)の事業である。2018年7月より、農家向けに農薬散布ドローンの教習所を開設し、また教習だけではなく、機体の販売・修理・保険と、こちらもトータルでサポートできる体制を整えた。 ある人から『農業だから、異業種への進出だね』と言われたことがある。しかし視点を変えると、売るモノ自体は違うが、販売・修理(整備)・保険と、今まで本業で培ってきた業務との親和性は高く、「動くを支える」の基本からは、全く逸れることは無いと捉えることが出来る。 この経験を踏まえ、商工会青年部員として、未来に向けた活力ある社会を創出する新しいステップとしたい。
2005年に、旧角館町・旧田沢湖町・旧西木村の2町1村が合併し「仙北市」が出来た。「仙北市商工会」は、前年の2004年に同3地区の商工会を統合して、市町村合併に協力してきた。
それから15年を経て、もちろん順調に運営を行っているが、巷では『角館衆と田沢湖衆は、仲が良くない』と言われ続けている。特に親会の世代では…(泣)
しかし、全ての国家・民族との交流を積極的に図り、永続的共生を担う我々青年部員は、自地域で揉めている暇など無い。現在の青年部員数は55名(2019年9月30日現在)。日本最先端で少子高齢化が進行する秋田県を維持するために、結束していく!!
その第1歩として、江戸時代に角館の武家屋敷周辺で行われていたと言う「絵灯籠まつり」を、仙北市商工会青年部を中心に復活させた。
子供たちが夢を描けるように…
われわれが、新しいまちづくりの原動力とならなくては!!